14年間かけて世界の古い巨木の写真を撮り続けてきたフォトグラファー

 

 

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サンフランシスコのフォトグラファー、ベス・ムーン(Beth Moon)さんはこれまで14年間かけて各国を旅行し、世界最古の巨木を撮影してきた。

 

過去数千年にわたりこれらの巨木は生き延びてきた。中にはイスラム教やキリスト教より古い木もあるという。

 

 

通常こういった木々は人の活動していない場所に多く見られるもので、そのおかげで長く生き延びてきたと考えられている。しかしそんな数千年にわたる木々の生息地域も、今や危険に脅かされているという。

 

ムーンさんはこう語る:

 

私が撮影してきた巨木の多くは山腹、個人所有の土地、保護地区などといった土地開発の手が及ばないところにあるため、長い間生き延びてきました。

中には地球上の数少ない孤立した場所にだけ生息している木もあります。

例えば、目を見張るようなバオバブの木が6種類ありますが、これらはマダガスカル島にしか生息していません。

さらに残念なことに、バオバブマダガスカル島でもっとも絶滅の危機が迫っている種の一つなのです。

  

 

ムーンさんは、どの木を撮影するかを決める基準を自分で考えてきました。

 

どの木を撮影するか決めるときの基準は基本的に3つあります:「樹齢」「大きさ」または「よく知られた歴史」です。

木のある場所はいろいろな方法で調べます。歴史の本、植物学の本、tree register(古い樹木の登録簿)新聞記事、友人や旅行者からの情報などあります。

 

 

ムーンさんは自分の撮影した写真が、自然を愛しむ手助けになってほしいと望んでいる。地球環境の保護についてもっと注目されなくてはいけないこの時代においては、とくにそう望むという。

 

地球上にある最大最古のモニュメントの前に立ってみると、これらの象徴的な木には大きな意味があると思うのです。

数百年という長い時間を生き抜いてきた自然の驚異を堪能し、地球環境との共存ということに目を向けなくてはいけないときには、とくに意味を持つでしょう。

 

 

ムーンさんによるこの写真集は『Ancient Trees: Portrait of Time』。

 

Ancient Trees: Portraits of Time

ムーンさんのオフィシャルサイトはこちら→「http://bethmoon.com/

 

 

 

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